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またこの季節がやってきた——自動車税という名の「春の憂鬱」

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新緑がまぶしい5月。ゴールデンウィークの余韻もまだ残るこの時期に、毎年律儀に届く一通の封筒がある。

そう、自動車税の納付書だ。

AIのイメージ画像

「うわぁ、来た」

ポストを開けた瞬間、見慣れたあの緑色の封筒が目に飛び込んでくる。思わず「うわぁ、来た」とつぶやいてしまう。
怒りでも悲しみでもない、なんとも言えない「やっぱりな」感。
春の風物詩として、もはや体に染み込んでいる。

桜が散って、こいのぼりが揺れて、自動車税の封筒が来る。それが私の5月のサイクルだ。

いくら払うんだっけ、と毎年確認する件について

わかっているようで、毎年「えーと、いくらだっけ?」と封筒を開けてしまう。1年に一度のことなので、どうしても記憶が曖昧になる。

1,000cc以下なら年額25,000円、1,500cc以下なら30,500円、2,000cc以下なら36,000円……車のサイズによって金額が変わるのはわかっているけれど、「自分の車は何ccだっけ」という話になると、また調べるはめになる。

わかっているはずなのに、毎年確認する。これが自動車税というものだ。

「今年こそ現金で払おう」問題

用紙を眺めながら、毎年同じことを考える。

「そういえばコンビニ払いじゃなくてもいいんだよな。スマホ決済とかクレカとか……」

今はPayPayやd払い、クレジットカード(一部自治体)など、支払い方法がずいぶん増えた。
なのに毎年なんとなくコンビニのレジに並んでいる自分がいる。変化が面倒なのか、習慣の力なのか。コンビニのレジで「自動車税で」と告げる、あの瞬間すら、なんだかもう儀式のようになってしまっている。

うちは3台。用紙が3枚来る恐怖

さらに追い打ちをかけることがある。我が家には車が3台ある。

つまり、用紙が3枚来る。

1枚目を見て「うわぁ、来た」。2枚目を見て「あ、これも」。3枚目を見て「……知ってた」。この無言の三段落ちが毎年5月に繰り広げられる。

しかも、うち2台はいわゆる”古い車”だ。
13年を超えた車は自動車税が約15%増しになる重課税の対象となる。
わかっている。
毎年この季節が来るたびにわかっている。
でも封筒を開ける瞬間、毎回ちょっとだけ「今年は間違えてないかな」と祈ってしまう。

祈っても金額は変わらない。それもわかっている。

「そろそろ手放したほうがいいかな……」と毎年思う。
でも、クルマが大好きな夫は長年乗り続けた車には愛着がある。
特にフェラーリにはとても愛着がある。
走れるうちは乗りたい。
その気持ちと税金の現実の間で、毎年5月に静かな葛藤が生まれる。
これもまた、車を持つということの一部なのかもしれない。

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納付期限は6月1日(忘れずに!)

エッセイっぽく書いてきたけれど、一応大事なことも書いておく。

納付期限は6月1日(月)(5月31日が日曜日のため翌営業日)。うっかり忘れると延滞金が発生するので、封筒が届いたら早めに払っておくのが吉。
「あとでいいや」と思ってゴールデンウィークの記憶とともに封筒をどこかに置いてしまい、6月になって青ざめる……なんてことにならないよう、届いたその週のうちに済ませてしまおう。

車を持つということ

納付書を手に、ふと思う。車があるから行けた場所がある。荷物をたくさん積んで出かけた日がある。雨の日に助かったことも、夜中に遠くまで走ったことも。

年に一度、この封筒が来るたびに「そうか、今年も車に乗ったな」と、なんとなく振り返る気分になる。

痛い出費ではあるけれど、これも”車を持つ生活”のコストだと思えば、まあ——払いますか。

今年も来た。今年も払う。それだけのことだ。

納付期限:2026年6月1日(月)※5月31日が日曜日のため翌営業日
お支払いはコンビニ・金融機関・スマホ決済・クレジットカード(自治体によって異なる)など

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