328のタイミングベルトの交換

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2年に一度の車検

先日、フェラーリ328の車検を通しました。

クラシックフェラーリにとって車検はいつも一大イベントです。

車検のタイミングで“あの作業”も決断

今回はそれに加えて、10年ぶりのタイミングベルト交換も実施することに。
「さすがにそろそろやらなきゃな…」と思いながら先延ばしにしていたのですが、エンジンが壊れてからでは遅いですからね。

“あの頃”から3倍に?パーツ価格に驚愕

交換を決意したものの、整備見積もりを見た瞬間に思わず声が出ました。

ワタシ
ワタシ

えっ、部品代こんなにするの⁉

そう、10年前に交換した時と比べてパーツ価格はおよそ3倍に跳ね上がっていたのです。

理由は明白。円安と世界的な人件費の高騰

しかもクラシックフェラーリの純正部品ともなれば、流通量も限られていて、まさに“レアアイテム”。年々じわじわ…どころか、ガツンと値が上がる現実を突きつけられました。

最初の見積もりがかなり強烈でしたが、あいにくカムカバーやカムシール、ディスビ回りからのオイル漏れはなかったので、少し費用が抑えられました。

ですが、私の想定していた金額をはるかに超えてしまい、夫に

ワタシ
ワタシ

328手放してくれないかしら?

と、言ってしまいました。

そんなことを言っても聞き入れる夫ではありませんが・・・

交換後の変化と安心感

乗り方にもよりますが、本来はタイミングベルトの交換は5年に一度くらいと認識していました。

なんだかんだで引き延ばしてしまい、気が付いたら前回交換から10年が経っていました。

このままではマズイと思って、今回タイミングベルトの交換をしましたが、これでひとまず安心です。

実は私はまだ乗ってないので、どういう感じかはわかりませんが、夫が

最近はS2000ばっかり運転してたからフェラーリがちょっと遅く感じてたけど、タイベル交換後はすごくスムーズ。やっぱりフェラーリって速いんだなって改めて思った

とのこと。

こういう些細な“感覚の違い”って、整備の成果が伝わるリアルな証拠だと思います。
自分では気づきにくい変化も、久々に乗った第三者の言葉で明確になることってありますよね。
やっぱり、このクルマには“フェラーリだけの空気感”がちゃんとあるんだな…と、思いました。

車検を終えてみて

今回、前回修理時に忘れられていたヒーターダクトも取り付けてもらえましたし、調子はいいようです。

タイミングベルトもしばらく変えなくていいし・・・とかいってるとあっという間に時間が経ちそうですが・・・

ただ、5年後、10年後さらに物価が上がっていると328の維持が困難になります。

そうなると困りますね。

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